ギャラリー本郷

2007

南からの遠景。左の正方形+円形屋根はギャラリー1で、客家土楼のような土のイメージ。
右側は金属パネルとレンガの現代建築。その中間に木造の日本建築を挟み込んだ形態。

全体の配置図。建物は斜面に建つのでアクセス路からは平屋のように見える。左は9m角のギャラリー1、右の和室のある空間がギャラリー2.中央がエントランスホールとラウンジ

エントランスから入って
ラウンジ越しにギャラリ
ー2を見る

ギャラリー2からラウ
ンジを見る。

この螺旋階段が家の中心。

1階ラウンジから
地下のギャラリー
3を見る

地下のホールから
ギャラリー3を見る

地下のギャラリー3。少し展示が始まったところ

ギャラリー1のインテリア。9mの立方体の中にスパイラル
を6ミリのステンレスワイヤーで吊っている

最初は将来息子さんが住む予定の住宅に、しばらくの間美術蒐集品を保管しておく、という計画で始まった。しかし計画が進み、案を練っている間にもかなりのスピードで蒐集品が増えていった。、
一方で毎週何日間か一般公開すると私設美術館と認められ、行政から補助が出ることがわかり、それならいっそ美術館に、と方向転換して作業は進められた。しかし住宅としての骨格はそのまま残したので、サウナや厨房を備えた美術館という珍しい形になった。
ただし最終的には管理上の問題があって、一般公開は現在も見送られている。

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