UEN鳥栖の家
   2003

台所から食堂を見る。流し台
その他台所家具一式は杉材
で特注した。

暖炉ストーブのある居間。この右手が
中庭である。

玄関はやや広めとし、
ここで簡単な接客など
ができるようにした。
台所から納戸を通って
お客様にお茶が運べる
動線が用意されている

中庭への木戸の脇に古い壺を半分埋めて
水を入れ、銭ごけを活け、玄関へのアプロ
ーチの表情を演出している

杉板塀を建て込み、アプローチ動線をゆったりと長く取り
家に近づいて行く心持を整える役割を与えている。

屋根が幾段にも重なり、遠近
感を演出している。

夫婦と、子供3人に加え、祖父が元気に同居するということなので、各々の生活がどこからも気配として感じられるプラン
を考えた。その回答が中庭を囲むコの字型の構成となった。
中庭をはさんで西側にお祖父さんの部屋とご主人の書斎があり、その間に浴室などの水回りを入れた。東側のゾーンは
広めの玄関とリビング・食堂・和室が並び、食堂と並んだ台所からは、納戸を経由して玄関に至る裏動線が用意されてい
る。

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