吉塚駅東口再開発計画 「ステーションアベニュー」
               1994

入口に立っている建物銘板
赤が分譲棟、青が賃貸棟、
緑が人工地盤。
この略図で右上が吉塚駅
青の賃貸棟の右側に、現在は
県の施設が立っている。

吉塚駅東口広場からステーションアベニューを見る。
右が分譲棟、左が賃貸棟、その間を抜けると人工地盤に出る。
現在は手前に県の施設が建っており、こういう風景は見られない

メインゲート。右のタワーは分譲棟のシースルーエレベータ

メインゲートを抜けて階段を上ると、分譲・賃貸棟の間を抜けて人工地盤に出る。
ここにある大きな庇は、2棟の間に掛けた落下物防止庇を兼ねている

現在は吉塚駅が建て替えられ、県の施設も左手にあるので、風景が全く変わってし
まった

上は南側から人工地盤と建物を
見た風景。左は人工地盤にある
プレイロットから2棟間のスリット
を見たところ。右はモニュメント。

JR鹿児島本線、吉塚駅東口の旧国鉄操車場跡を再開発する
計画。
県と当時の住都公団が共同で、新しく施行された「地区計画」
制度を使って計画を練っていたが、この法で与えられた400%
という容積がどうしても使いきれず、行き詰まっていた。
公団の担当者から相談を受け、検討が始まった。
県施設用地を北東の角、駅前に面する一等地に割り振り、残っ
た3角形の敷地に、くの字とへの字を繋いだように分譲・賃貸
棟を配することで、住戸を増やすことができ、容積を稼いだ。
駐車場は人工地盤を設け、3段機械式を納めた。この人工地
盤は将来、さらに南側が再開発された時の、吉塚駅への動線
となる広場の役目も担っている。
巨大な住棟を、その量感と圧迫感を軽減するため、人工地盤を
含む基壇部と、四角いグリッドでまとめた中層部、さらに横の線
を強調して軽やかさ生み出す高層部という、3層構成とした。
九州事務所が手掛けたプロジェクトの中でも、単体の建物とし
ては最大規模のものである。

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